弁護士工藤寛太(京都弁護士会所属)の取調べ可視化PRキャラクター案内

京都の弁護士、工藤寛太です(京都弁護士会所属)。

ご存知の方も多いかと思いますが、現在、取調べの可視化に向けた取組みが、日本弁護士連合会などを中心に行われています。取調べは、捜査機関以外の目には触れない密室で行われるため、自白の強要の温床になっているのではないかという観点から、取調べの録音・録画を求めるというものです。

本日は、取調べの可視化について、弁護士として意見を述べるブログ、ではなく、取調べ可視化PRキャラクターについてのブログです。

兵庫県弁護士会が、取調べ可視化のゆるキャラ、「可視化オールくん」を作成しました。取調室という密室の暗闇を照らす目を持つフクロウで、フクロウのowlと、取調べ全面(all)可視化をかけたものだそうです。可視化オールくんの画像を勝手に転載するわけにはいかないので、ご興味のある方は、ぜひ検索されてください。

そして、日本弁護士連合会は、可視化オールくんのイラストを配した、「かわいくて実用的な」トートバッグを作成したとのことです。日本弁護士連合会経理課で、1枚1300円で販売しており、郵送での注文も可能です。

弁護士や検察官以外の方々が、取調べ可視化の問題について考えるきっかけになったり、このトートバッグが売れて弁護士会の経営が潤うのであれば、こうしたキャラクターグッズの作成、販売にも意義があると思いますが、実際はどうなのでしょうか…。