京都の弁護士真田千雅子(京都弁護士会)の司法試験紹介
こんにちは、京都の弁護士の真田千雅子です(京都弁護士会所属)。
先日、久しぶりに司法試験の過去問をみる機会があったので、
今日は、司法試験について、少しだけご紹介させていただきます。
みなさんは、司法試験がどのような試験かご存じでしょうか。
私は、弁護士を志すまで、司法試験がどのような試験なのか全く
知りませんでした。なかなか合格できない難しい試験であると
いう噂は聞いたことがあり、六法全書の紙を食べてまで丸暗記する
という怪情報も聞いたことがありました。
現行の司法試験がどのような内容になっているかについては、
法務省のホームページで知ることができます。
http://www.moj.go.jp/shikaku_saiyo_index1.html
4日間(中休みを含めると5日間)で8科目の論述式試験+短答式試験を
解くという日程になっており、1科目につき大体2時間から3時間の時間を
費やす試験となっております。
知識だけでなく、体力、精神力が試される試験だと思います。
京都には多くの大学および法科大学院があるにもかかわらず、
司法試験の試験会場が設置されないため、京都の受験生は
大阪に受けに行きます。交通機関が乱れるおそれを想定して、
私を含め、試験会場の近隣にあるホテルに宿泊する受験生も多くいます。
もっとも、今年からまた試験の形式・内容が変わるということなので、
求められる能力も少し異なってくるのかもしれませんね。
私も、京都の弁護士として、微力ながら受験生に協力してまいりたいと
思っております。