京都の弁護士真田千雅子(京都弁護士会)の書籍紹介

こんにちは、京都の弁護士の真田千雅子です(京都弁護士会所属)。

 

本日は、相続に関する書籍を紹介させていただきます。

みなさんは、「相続」という言葉を聞いて、どのようなことを思い浮かべますか?

私は、弁護士を志すまで相続というものが具体的にどのようなものなのか知りませんでした。よくテレビドラマで、資産家の相続人たちが激しく言い争っているという光景を目にしたことはありましたが、亡くなられた方の相続財産が誰にどれだけ相続されるのかといった法律上の知識はなかったため、なんとなく相続は争いの原因となるもの、というイメージを持っているにすぎませんでした。

 

京都にある本屋さんに行くと、「遺産分割」や「相続税」といった相続関連の書籍は数多く棚に並べられています。真剣なまなざしで相続関連の本を吟味されている方の姿もよく見かけます。

相続は、人生でそう何度も経験するものではありません。特に、突如として急逝されてしまった場合は、相続のために何の準備もしていないということも多々あるため、相続人となる方にとって何をすればよいのか分からず、なんとなく手続を終えてしまわれるということもあります。後で振り返ってみて、本当にあれでよかったのかと疑問に思われ後悔される方もいらっしゃるかもしれません。

 

そういった後悔をしないためには、相続について正しい知識を持ち、ご自身の相続財産には何があるのか、相続人は誰かといった点を確認するなど、事前に準備をしておかれることが最も大切となります。

もっとも、法律のことは難しくて取っつきにくいと感じる方もおられるかもしれません。

そこで、ご紹介したいのが、

 

『礒野家の相続』(長谷川裕雅著、すばる舎、2010)

 

という書籍です。

この本では、私も含め多くの日本人にとって馴染みのある『サザエさん』を題材にして、礒野家の相続について解説されています。

小さい頃から『サザエさん』を観ていたことから、礒野家の家系図はある程度あらかじめ頭に入っているため、とても分かりやすい内容となっており、楽しみながら学習することができると思います。

 

上記の書籍をお読みになるなどして、ご自身の相続について疑問や不安をお持ちの方がおられましたら、お気軽に当事務所へご相談ください。

当事務所所属の弁護士が、全力でご相談を承ります。

 

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