京都の弁護士鈴木順子(京都弁護士会所属)の電話法律相談紹介

こんにちは、京都の弁護士、鈴木です。

京都は、最近雪が舞い散る寒さの日が続いていますが、この寒さの中、事務所の近くでは桜が咲いています。

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御池桜という愛称で親しまれている桜なのですが、不断桜という種類で寒い時期に咲く種類とのことで、梅よりも白木蓮よりも早くから、雪の中でも負けずに咲いています。

さて、今日は、そんな寒い時期でも行われている弁護士会の活動をご紹介します。

 

法律相談(特に初回の法律相談)は、基本的にはご面談で行います。短時間で適切な回答を申し上げるためには、資料を見せてもらったり、図を書いてもらったりしながら、ご相談者の表情を拝見してお話することが重要になるからです。

しかし、お仕事をされている方や育児・介護等で忙しい方、ご病気・ご高齢で外出等が困難な方にとって、面談での法律相談が難しい場合もあります。そのような方々に対して、簡易な法律相談として、各地の弁護士会は、多重債務、交通事故、子どもの問題、中小企業の企業法務等様々な問題について、電話での法律相談を行っています。京都弁護士会でも、これらの電話相談を行っています。また、労働問題や生活保護等については、フリーダイヤルを設けて、全国の弁護士会に所属する弁護士が電話でのご相談を承ることもあります。電話相談は、その場で簡単に回答できることもあるのですが、やはり直接会ってお伺いしないと適切に回答できないと感じることも多いです。そのような場合には、京都弁護士会や事務所でお会いする形式の法律相談を案内させていただくことがあります。

 

先月、私は、全国の弁護士会がフリーダイヤルでの生活保護の電話相談を承る、全国一斉生活保護ホットラインの電話相談を担当させていただきました。多くの方から電話がかかり、電話回線が空く間がない状態で、あらためて電話相談の便利さを痛感しました。ただ、やはり、電話で話を聞いているだけではすぐには分からないことも多く、資料を見ればすぐにお答えできるのに、と思いながらお話することになり、結局、お会いした方が短時間で回答できたのではないか、と思うケースも少なからずありました。

 

このように電話での法律相談は、使い勝手の悪い側面もあります。ご相談を検討されている方は、当事務所のように、夜間等でも対応させていただく法律事務所もございますので、できればお時間の都合をつけていただいて、ご面談での法律相談をお考えいただければ幸いです。