弁護士工藤寛太(京都弁護士会所属)の相続セミナー参加

京都の弁護士、工藤寛太です(京都弁護士会所属)。

本日は、西宮市民会館で実施した、相続セミナー・相続相談についてのブログです。

7月12日(土)、16日(水)、西宮市民会館にて、相続セミナー・相続相談を実施しました。これは、当弁護士事務所の弁護士のみならず、大阪弁護士会所属の弁護士や、京都・大阪の税理士・司法書士、さらにはファイナンシャルプランナー宅地建物取引主任者の方々と協力して行ったものです。

相続の問題には、弁護士が専門とする法律分野のみならず、税金・登記など、様々な分野が関わってきます。そのため、「相続に関して分からないことがあるので相談したい」と思っても、法律のことは弁護士に、税金のことは税理士に、登記関係は司法書士に、不動産のことは宅地建物取引主任者に、というように、なかなか一か所で全ての疑問を解決することはできません。また、そもそも誰に相談してよいかが分からない問題も少なくないと思われます。

そこで、相続に関する懸案事項をワンストップで解決することができるよう、上記の方々全員で協力し、相続セミナー及び相続相談を実施しました。

 

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セミナーの内容としては、まず、当弁護士事務所の鈴木弁護士が、「ここが知りたい相続のツボ」というタイトルで、民法が定める相続のルール、遺言作成のポイントなどについて話しました。その次に、税理士の先生が「相続ビフォー・アフター」というタイトルで、相続税の仕組み、相続税対策などについて、お話をされました。
それぞれ、持ち時間30分、45分と短い時間の中で、ポイントを押さえた分かりやすいセミナーで、私も大変勉強になりました。

 

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その後、個別の相続相談を受け付けました。税務に関する相談は税理士が、法律に関する相談は弁護士が、分野が多岐にわたる相談は複数の士業が協力して、相続に関するお悩みに回答しました。相談者の方々のお悩みの内容に応じて適切な担当者を配置することで、大変充実した法律相談ができたものと感じています。

相談を終えた皆様が、笑顔で「ありがとうございました。お世話になりました。」と言って帰って行かれる姿を見ていると、実施した甲斐があったと痛感しました。