弁護士工藤寛太(京都弁護士会所属)の左利き講座

京都の弁護士、工藤寛太です(京都弁護士会所属)。

 

本日は、またまた、京都とも弁護士とも関係のないブログになってしまいますが、「左利き」についてのブログを書きたいと思います。

 

私は、左利きです。
右利きの方はなかなか気付かないかもしれませんが、世の中は右利きを前提に作られているということが、左利きだとよくわかります。今日は、右利きが前提になっているものの一部をご紹介しようと思います。

まず、有名なのが、駅の改札口です。しかし、これは今となっては特に不便ではなくなっていると思います。昔は、切符や定期券を改札機に通さなければならなかったので、右手で細かな動きをする必要がありました。しかし、今はICカードをタッチするだけです。これならば、利き手とは逆の手でも簡単にできます。むしろ、左利きであれば、利き手の左手で重い鞄を持って、右手でタッチするという動作ができるので、左利きの方が好都合なのではないかと思っています。

続いて、自転車のスタンドです。自転車のスタンドは、後輪の左側についています。しかし、左利きの人の多くは、自転車の右側に降ります。右側に降りても、そこにスタンドはありません。改めて左側に回り込まなければ、自転車を停められません。

より身近なもので言えば、パソコンのマウスです。左クリックは、右手の人差指でクリックすることが前提になっています。左手でマウスを持つと、中指で左クリックすることになります。実は、パソコンの設定で、左クリックの機能を右クリックで実行できるよう変更することが可能です。

ほかにも、自動販売機のコイン投入口が右側にある、腕相撲が噛み合わない、ラインマーカーのペン先の傾きは右手での使用を想定している、スマートフォンのスライドロックは右手で持って親指を引く動作を想定している、などが思いつきます。


さて、いろいろと挙げてきましたが、左利きにとっての最大の敵は、「注ぎ口のついた、おたま」だと思います。これは、取っ手側から見て、左側に注ぎ口がついています。これを左手に持って注ぐことを想像してみてください。注ぎ口のついていない方から注ぎたくなると思います。

 

京都弁護士会に所属する弁護士としてブログを書いている以上、左利きを、京都や弁護士に引っかけてブログを書きたいと思ったのですが、なかなか思い浮かびません。京都に左利きの人が多かったりしないかと思って調べましたが、地域的な偏りはないようです。職業に関しても同じでした。ただ、これは私の感覚ですが、弁護士には左利きの人が比較的多いのではないかとは思います。

 

左利きについて語りだすと止まらなくなります。もっと左利きについて語りたいところではありますが、長くなりそうなので、とりあえず本日はここまでにしようと思います。